予防接種について〜

今回はいつもの出来事ではなく、予防接種について書いていこうと思います。

僭越ながら少しでもプラスαの知識になればと願っています。

 

 

 

予防接種について〜

予防接種は任意接種と定期接種の2種類があります。

 

 

任意接種は予防接種の受ける受けないを保護者に委ねているものです。

 

 

一方で定期接種は、国や自治体が予防接種を受けることを推奨しているもので「努力義務」となっています。

 

 

一見、定期接種は義務であるように見えますが、「努力義務」になっているのが特徴です。

 

 

 

長女が生まれた当時、私は予防接種は当たり前のように受けさせるものだと思っていましたが、正直どんな種類の予防接種があるのか、いつ受けさせないといけないのかは全く分からず、知識は皆無に等しかったです。

  

 

当時長女は生後2ヶ月、1回目の任意接種のロタウイルスを打つことができる時期でした。

ロタウイルスは一回の接種で1万円〜2万円かかるもので、任意接種となっています。

 

 

長女の健康のためなら打つべきだと妻に伝えましたが、妻から予防接種を受けてから副作用が起きるケースがあり、重症化するケースがあることを知らされました。

 

 

しかし、重症化するケースは稀で長女に限っては大丈夫だろうと思っていました。

 

 

私はあまり危機感を募らせていなかったのですが、見かねた妻から数冊予防接種に関する本を手渡されました。

 

 

その中の一冊「予防接種のえらび方と病気にならない育児法」 黒部信一氏著の本ではそれぞれの予防接種の内容と効果、リスクが分かりやすく書いていました。

 

 

妻から「ちゃんと娘○○のことを考えてる!?」

とかなり強めの口調で迫られたのを思い出します。

 

 

そこから予防接種についてきちんと考えることにしました。

夫婦で考えた結果、1歳半になる長女はどの予防接種も打っていません。(風疹は打つ予定)

 

 

当初、保健センターや病院の健診では予防接種を打っていないことを指摘されるのではと思い、面倒に感じていました。

案の定聞かれましたが、その時は「また打ちますから」と言って回避しました。

 

 

その後、これではダメだと思い、打つものと打たないものをリスト化し、それぞれに何故打たないのか、何故打つ必要があるのかをまとめました。  

 

 

保健センターの職員の方に改めて私たちの考えを伝えた結果、予防接種に対する私たちの向き合い方を理解してくださりました。

 

 

しかし、よくよく考えてみれば、任意接種と定期接種ともに義務ではなく、努力義務と謳っています。

 

 

つまり、何かあっても基本的に責任を誰も取ってくれないことになります。

 

 

決して予防接種をしないことを推進しているわけではないのですが、予防接種を安易に受けるのではなく、予防接種の効果とリスクをお母さん、お父さんに知ってもらい、大切なお子さんの健康を守って欲しいなぁと思っています。

 

 

今では、私たちは保健センターでも病院でも予防接種を打っていないそれぞれのワクチンの理由を明確に説明できます。

 

 

また長女は生まれてから今まで軽い熱38度(平熱37.5度)は1回か2回ありましたが、吐き戻しは一度もなく、病気にもかかったことはありません。

 

 

反対に予防接種を受けた後、副作用かどうかは分かりませんが、高熱が出たりぐったりした話はよくよく耳にします。

 

 

予防接種を受けさせないことは、一見ネグレクトだと言う人もいるかもしれませんが、予防接種のことをよく知らず、安易に受けさせたり、反対に理由はないけれど、受けさせていないことの方がよっぽど問題だと思います。

 

 

大切なのは予防接種を受ける受けないではなく、それぞれきちんと理由とリスクを考えて、受ける受けないを選択することだと考えています。

 

 

子どもが大きくなったときに親がきちんと説明できること、納得できる理由があることが重要だと思います。

 

 

一度ご夫婦、親御さん同士で予防接種について話し合う機会を作っていただきたいなと思います。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

またこんな感じの記事も書いていこうと思います。( ´ ▽ ` )